先々月ロスでコンサートに行ったが見れなかったTexturesの最新アルバム。全体的にリニューアルした感じで、これまでのMeshugaa + Linkin Park的なテクノインダストリアルデス的な曲調から、脱皮し、よりストレート、かつクリーンな印象の楽曲が目立ちます。

オランダ的な透明感と叙景的な音作り、密度が濃いながら、くどくならないバッキングは健在で、攻撃性は和らぎながら、メロディ指向の私にとっては、個人的には最高傑作と思えるほどです。

Singularity

攻撃的なリフから始まりながら、スペーシーなお得意のインストパートや、これまでより歌っているボーカルパートで、さまざまな表情を見せながら展開していくさまは、もはやPain of Salvation級と言ってもいいでしょう。これまでより構成を練った曲を用意してきていますが、ソングライティングのスキルを上げてきたというより、元々その才能があったのを今出してきた、という余裕を感じます。



Sketches From A Motionless Statue

Rush的な高音リフから始まり、中盤の重低音変拍子リフ展開で、これまでにないほどの複雑な展開を見せ、最後に最初と異なるクリーンボーカルパートで爽やかな泣きメロディーで締めるという、今後のスタンダードになりそうな構成。

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デス系のバンドが軟化させていく段階で、物足りなさを感じるのが常ですが、このバンドについては、元々期待がそちらにあるので、非常に上手に移行しているという印象です。